いつもの何気ない動作で、腰をギクっと痛めてしまいます。
ぎっくり腰で来院されるクライアントさんが心配されることがあります。
それは、「一度ぎっくり腰を経験すると、クセになって、何度もくり返してしまう」というものがあります。
実際にぎっくり腰で来院されたクライアントさんにお話を伺うと、今回が初めてではなく、2度目、3度目、それ以上という人は少なくありません。
なので、ぎっくり腰を経験したことのある人は、その後もぎっくり腰になってしまう場合があります。
同じ部分を再び痛めるという人もいれば、別の部分を痛めてしまう人もいます。
ぎっくり腰を起こす頻度はまちまちで、ひどい人で1ヶ月間に数回ギクっと腰を痛めてしまう人、1年に1~数回、また、1度のぎっくり腰がきっかけとなって、腰痛が慢性化してしまっているという人もいます。
突然の激痛、ぎっくり腰
ぎっくり腰は「急性腰痛症」とも呼ばれ、突然、腰に強い痛みが走る腰痛のことで、その程度は人によって異なります。
軽度の人では、腰に痛みが走ってからも、痛みをこらえながら、なんとか歩いたり、身の回りのことができます。
中には、徐々に痛みが強くなって、翌朝布団から起き上がることができなくなる人もいます。
その場で歩くことが困難になり四つんばいでないと移動できない状態にまでなると、横になって寝ているしかありません。
ぎっくり腰は、腰部を構成している関節や靭帯、椎間板、筋肉、筋膜などが一部損傷している可能性が考えられます。
安静を心がけて、無理をしなければ徐々に回復していきますが、対処の方法や過ごし方を誤ると痛みが長引いてしまうこともあります。
ひどい場合は大きな痛みが引いた後も、上半身を起こすことがなかなかできず、かがんだ状態で歩くようになったり、ぎっくり腰になる前にはできていた座り姿勢を維持できなくなった、という方もいます。
ぎっくり腰を再発させてしまう3つの原因
不適切な姿勢や精神的ストレスによって、腰にも影響を及ぼす可能性があります。
ご自身の取り組みで、腰に負担がかからないように気をつけていたけれど、再発してしまった、と言う人は少なくありません。
ぎっくり腰の再発に考えられる3つのパターン
① 同じ部分に負担がかかり続けて起こる
生活パターンが決まってくると、仕事やスポーツなどで特定の部分に疲労が溜まりやすくなります。
その結果、同じ部分への負担が続いてしまい、ふとしたことがきっかけでぎっくり腰を起こすことに。
特に朝は負担のかかっているが硬くなりやすいため、ベッドから起き上がろうとした時、洗顔で前かがみになった時、靴下やズボンを履こうとかがんだだけで「ギクっ」と痛めることもあります。
② かばって他の部位に負担がかかって起こる
先ほどのように部分的に負荷がかかり続けていふと、姿勢を支えたり、動作をするために他の筋肉が代わりに働くことになります。
今まで痛くなかった部分に違和感がでたり、いつもは痛まない部分の腰の痛みを感じたりと、痛みをかばって頑張っていた部分がぎっくり腰になってしまうかもしれません。
③ 精神的なストレスで起こる
精神的に緊張する仕事や、頭をフル回転させて行う細かい仕事を日常的にしている人にも多いと思います。
なぜなら、精神的に緊張する状態では、腰を支える筋肉の機能が低下すると言われているからです。
普段から腰に不安を抱えている人は、精神的ストレスの影響に注意しましょう。
ぎっくり腰の再発を予防するためにもココロとカラダをリフレッシュすることは大切です。
くり返すぎっくり腰は、脊椎や内臓の病気が関わっていることがあります。
しびれや発熱などの腰痛以外の症状がでたり、さらに痛みが強くなる場合は整形外科やかかりつけのお医者さんにご相談ください。
とくに、異常が見当たらなければ、川越総合整体院の腰痛整体が、あなたのお役に立てるでしょう。
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