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川越市 新河岸の整体院 【 喫煙者は腰痛になりやすい?】

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「百害あって一利なし」
といわれるタバコ。

タバコによる健康被害はたくさんありカラダにさまざまな悪影響を与えていますが、じつは腰痛の原因にもなることもがあります。

そこで、タバコを吸うことで、腰痛が引き起こされるのか?

その関係についてお伝えしたいと思います。

タバコと腰痛の関係

タバコと腰痛は結びつかないように思えますが、じつはタバコを吸う人ほど椎間板が老化しやすいことがわかっています。

タバコによって、椎間板が老化する原因には、ニコチンによる血行不良があります。

背骨は椎骨の積み重ねで構成されていますが、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする軟骨、「椎間板」があります。

椎間板は、それ自体に血管がないため、周囲の毛細血管から栄養を得ています。

しかし、タバコに含まれるニコチンの影響で椎間板周辺の毛細血管が収縮すると、栄養が十分に届かなくなって、椎間板の変性(老化)が促されてしまうのです。

また、タバコを吸うと、腸壁からのビタミンC吸収率が低下するうえに体内でのビタミンCの代謝が早まります。

その結果、ビタミンCが不足することによるコラーゲン産生量の抑制も、原因のひとつといわれています。

椎間板はコラーゲンで作られています。

コラーゲンはビタミンCにより産生が促進されるので、慢性的な喫煙によってビタミンC不足が続くと、椎間板の老化が早まるとされています。

この椎間板は、もともと水分を多く含んでいて、クッション性に富んでいるのですが、変性(老化)すると水分が減少して弾力もなくなります。

そうすると、椎間板の中にある組織の一部が外に飛び出して、血管を圧迫することがあります。

これにより、腰痛や足のしびれが起こることもあるのです。

また、椎間板の水分が減ると容積も少なくなることから、椎骨が不安定になり、背骨のバランスが不安定にもなります。

椎骨や背骨のバランスが不安定になると、カラダは補正して安定を求めて変化していきます。

一時的な補正ならまだしも、慢性的に補正している状態は「カラダのゆがみ」となり、それにともなってさまざまな不調を招くことがあります。

また椎間板だけでなく、筋肉への血行不良によっても、筋肉は緊張し、痛めやすくなります。

 

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ニコチンによる椎間板への影響

ある病院では、椎間板ヘルニアによる入院患者の72%が喫煙者だったことから、ニコチンが椎間板へどのような影響を与えるのかという研究を行ったそうです。

ウサギの体内にニコチンを入れて、常にタバコを吸い続けている状態に近づけたところ、椎間板に大きな変性が見られました。

その他、ラットにタバコの煙を一日に20本分吸い込ませ、受動喫煙状態になるようにしたところ、ウサギの時ほどの変性は見られなかったものの、椎間板の周囲の毛細血管数がかなり少なくなるという結果が見られたそうです。

これは、ニコチンの作用で血管が収縮したことの裏付けとなり、椎間板に栄養を十分に送ることができないという証明になりました。

この研究結果を見ても、タバコにより腰痛が引き起こされる可能性があることがわかります。

腰痛予防や悪化防止のためには、禁煙することも大切と言えるでしょう。

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