なにか関係があるのでしょうか?
今回は、「天気と腰痛の関係」についてお伝えしたいと思います。
慢性的な腰痛がある方の中で、天気の変化によって腰の痛み方が変わりやすいと言います。
実は、これには天気というより、気圧や気温の変化による影響ということがわかってきています。
気圧や気温の変化に左右される腰痛
雨が降ると、過去に痛めた古傷が痛くなるという経験がある人は多いのではないでしょうか。
この現象は、雨だからというよりも気圧や気温の低下により起こるのです。
人間のすべての関節には関節包といって、骨と骨を包む膜のようなものがありす。
この膜の内圧が気圧の変化によって、変化するために痛みが生じるといわれて言ます。
天気が悪いと気圧は低くなります。
そうすると関節包の内圧も高くなって膨張し、痛みが生じたり、動かしづらさが起こるといわれています。
また、気温の変化でも痛みが変化します。
これについては、筋肉は関節を動かすという役目のほかに、体温を調整するという機能があり、気温が低くなると、筋肉が体温を上げるために持続的に収縮して、体温を調節しようとします。
その結果、筋肉の疲労によって痛みが生じやすくなるといわれます。
雨の日に痛みが出やすい腰痛は、レントゲンやMRIの検査でも原因がはっきりわからない腰痛で、特に慢性的に痛むものが天気の影響を受けやすいといわれています。
また、腰痛を治療中の方も、雨の日には症状が不安定になりやすい傾向があります。
雨の日の腰痛の対策
雨という天気は変えることができないため、自分ではどうしようもありません。
そこで、天候に左右されないような工夫をすることが大切になります。
実際に気圧や気温が下がっても、体がそれを感じないように配慮することで、痛みを緩和させることが可能になるます。
①体を冷やさない
天気予報などをチェックして、寒くなりそうな日には1枚多く着たり、カイロなどを携帯して冷えを防ぎましょう。
腰が重だるいのは、筋肉が硬くなっているサインです、こっている部分を10分程度温めてみると、症状が軽くなるでしょう。
②軽く運動する
腰の筋肉を始め、全身の筋肉をほぐすような体操やスイミングなどを行うと、血行がよくなり症状の緩和につながります。
ストレッチもおすすめです。
また、入浴時のセルフマッサージも効果的です。
最後に、すべての痛みが天気に関係しているとは限らないので、どこかいつもと違うなと感じる症状が続くときは、まず病院を受診するようにしましょう。
気圧や気温以外の原因が見つかるかもしれません。
もし、病院で異常が見当たらなければ、整体の見地からみた川越総合整体院の整体が、あなたの腰痛をはじめとする「痛み」からの改善にお役に立てるでしょう。
川越総合整体院