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川越市 新河岸の整体院 【使い過ぎによるひざの痛み①オスグット】

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ひざの使いすぎによって起こるひざの痛みの原因のひとつにオスグッド(オスグッド・シュラッター病)があります。
 
今回はこの「オスグッド」についてお伝えしたいと思います。
オスグッドは、スポーツをしている成長期の子どもに見られることの多いひざの疾患です。
 
オスグッド・シュラッター病とは?
成長期にひざを使いすぎることで起こるスポーツ障害のひとつで、太ももの主な筋肉である大腿四頭筋の引っ張る力が強すぎることで、脛骨粗面(膝蓋靱帯がついているすねの上半部)にある成長軟骨帯(膝関節付近にある軟骨)が剥離されることで起こります。
 
オスグッドの原因について
ひざの関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にあります。
 
大腿四頭筋は膝蓋骨(ひざの皿)にくっつき、膝蓋靭帯を通って脛骨粗面までつながっています。
 
そのため、ひざを曲げ伸ばしする際、大腿四頭筋の強い力は脛骨まで伝わります。
 
本来であれば構造どうりでなんの問題もないのですが、おもに成長期にある10~15歳の子どもがジャンプする、ダッシュするなどをくり返すと、大腿四頭筋のけん引力に脛骨結節部が耐えられず、炎症を起こすことがあります。
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また、このけん引力により骨や軟骨の一部が浮いたりすることがあります。
 
私も、中学の頃にバレーボールをしていました時に上記の影響を受けて発症しました。
 
これが、オスグッドが起こるメカニズムです。
 
成長期に起こりやすいのには、骨と筋・腱(スジ)の成長が関係しています。
 
成長期には身長が著しく伸びることから、骨が急速に成長します。
 
しかし、筋や腱などの軟部組織は同じように成長できないため、骨の成長速度に追いつけません。
 
また休みなく、しっかりとケアされることなく酷使されるため、筋肉が緊張し柔軟性が低下することも、けん引力が増す1つの原因としても考えられます。
 
成長期の脛骨粗面には成長軟骨があり、この中には骨の成長に必要となる、丸い豆のような骨端核、いわゆる“骨の芯”があります。
 
大腿四頭筋の強いけん引力が負担になると、この骨端核の発育が阻害されてしまい、オスグッドの症状が起こるとも言われています。
 
このような理由から、オスグッドは成長期の、特に男子に多く見られます。
 
両側に発症する場合と、片方だけ、または症状に左右差がある場合もあります。
 
これは体の使い方やバランスが悪いために片方の脚に負担がかかっている、スポーツなどで同じ動きをくり返し行う、運動前後にきちんとストレッチなどを行っていない場合に、起こりやすい傾向があります。
 
オスグッドの症状について
主な症状を以下にあげてみました。
・ひざの皿の下の痛み。(押したり圧迫すると痛みが増す。)
・ひざの皿の下が突出したり、腫れ、赤身、熱感などをともなうこともある。
・脛骨結節部が剥離している場合は、大きく腫れたり、強い痛みがともなう。
 
この他にら、ジャンプ力やダッシュのタイムが低下するなど、痛みによる運動能力の低下も見られます。
 
また、動かさなければ痛みはないが、動き始めると痛みが出るのも特徴のひとつです。
 
オスグッドの対処法
成長期が過ぎてカラダのバランスが安定してくると、自然に治まることが多いため、整体と並行していく事をおすすめしますが、まずは症状が出た際、以下のような方法で症状が悪化しないようにしましょう。
・痛みや炎症があるときには、アイシングを行う。
・痛みがなくなるまではスポーツを休んで安静にする。
痛みがなくなったら、スポーツを再開してもらってよいのですが、3~6か月間は痛みが再発しやすいため、スポーツ時にはひざのサポーターやテーピングなどで、負担の軽減させましょう。
 
再発予防のためにも、スポーツ前後に大腿四頭筋のストレッチを行うのもおすすめです。
 
ストレッチは予防としても、効果的です。

大腿四頭筋をはじめ、体全体の柔軟性を高めることで、脛骨結節部にかかる負担をある程度抑えることができます。
 
最近は子どもたちが普段の生活の中で正座をする機会が少なくなっています。
 
正座はひざ周辺の筋肉や靭帯のストレッチになり、予防のために意識的に正座をすることもよいでしょう。
 
成長期の骨の成長が終わると症状は出なくなりますが、大人になっても、身体を酷使して、とくに脛骨結節部に強い力が加わると、後遺症として再発することがあります。
 
オスグッドはケガではないため、痛くてもスポーツを休まない子が多いのですが、慢性化や後遺症を防ぐためにも無理はせず、セルフケアはもちろんのこと、整体でバランスを整えて、筋肉の緊張を和らげることで、早期に改善するケースが多々あります。
 
違和感を感じたならば、早めにまずは川越総合整体院にご相談下さい。
 

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