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川越市 新河岸の整体院 【使い過ぎによるひざの痛み②ジャンパーひざ】

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前回に引き続き、ひざの使いすぎによって起こる疾患のひとつ「膝蓋腱炎(しつがいけんえん)」通称ジャンパーひざについて、今回はお伝えしたいと思います。
 
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)とは?
ジャンパーひざ、とはジャンプをした際にひざに痛みを感じるスポーツ障害のひとつです。
 
その原因の大半を占めるのが膝蓋腱炎です。
 
そのため、一般的には膝蓋腱炎というよりも、「ジャンパーひざ」で知られていることが多いです。
 
膝蓋腱(または膝蓋靭帯)は、ひざのお皿からすねの骨につながる腱(靭帯)です。
 
またこの膝蓋腱が脛骨(すねの骨)に付着している部分を、脛骨結節と呼びます。
 
ひざを曲げ伸ばしする際は、太ももの主な筋肉群である大腿四頭筋が収縮します。
 
そして膝蓋腱を介して、ひざから足首までの部分を持ち上げます。
 
ジャンプをすることが多いスポーツでは、ジャンプの時や着地の時に頻繫にひざを屈伸させるため、膝蓋腱や脛骨結節部が大腿四頭筋にくり返し強く引っ張られます。
 
また、膝蓋腱には着地時の衝撃を吸収する役割もあります。
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スポーツにより多少の差はあるものの、ジャンプをし着地する時にはひざに約1トンともいわれるほどの衝撃がかかると言われています。
 
このことから、くり返されると、やはり膝蓋腱に大きな負担がかかるわけです。
 
このような負担やストレスが蓄積することで膝蓋腱に炎症が起こり、ひざに痛みが生じるのが、膝蓋腱炎=ジャンパーひざです。
 
膝蓋腱炎は、成長期の男子や身長が高い人に見られる傾向があります。
 
これは、成長期の急速な骨の成長に腱や筋の成長が追いつかないことから、大腿四頭筋や膝蓋腱の柔軟性が低下し、ひざのお皿周辺にストレスが蓄積しやすいためとされています。
 
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)の症状とは?
主な症状を、以下にあげてみました。

・ジャンプしたとき、特に着地時のひざの痛み
・ひざのお皿の下部の腫れ、熱感
・脛骨結節部の隆起


はじめは、スポーツ中(特にジャンプなどの動作時)には痛みを感じても、そのほかの活動中にはほとんど痛みがないために、様子を見てしまう人が多いです。
 
進行すると炎症によって常に痛みを感じるようになります。
 
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)の対処法
スポーツ中や、そのあと後に痛みを感じる場合は、太もも前面のストレッチとアイシングをしましょう。
 
サポーターやテーピングをすることで、患部にかかる負担を軽くすることも大切です。
 
スポーツをしていないときにも痛みを感じる場合は、しばらくはジャンプ動作を行わないようにし、炎症が落ち着くかどうか、様子を見ましょう。
 
スポーツに支障をきたすほどの強い痛みがある場合は、しばらく(一か月単位で)運動自体を休んでください。
膝蓋腱炎の初期にはスポーツ時にのみ痛みを感じることから、痛みを我慢しながらスポーツを続けている人がほとんどで、ひどくなってから慌てて受診というパターンです。
 
他の疾患でもそうですが、放っておくと慢性化して治りにくくなります。
 
初期段階でまずは病院で診てもらい、回復が滞る、より早期に回復を目指すのであれば、整体を受けてひざに負担をかけ続けている、原因となるカラダのゆがみをととのえるなど、適切な対処を施すことが大切です。

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