足の裏に起こる痛みやしびれは、足の裏に起こっているものもあれば、身体に起こっている病気が症状として現れている場合もあります。
どのような原因が考えられるのか、お伝えしたいと思います。
・外反母趾(がいはんぼし)
母趾(ぼし)とは足の親指のこといいます。
足の親指が外側に反ったり、内側に回りこんだり(回内)変形するのが外反母趾です。
・足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
スポーツ、肥満、クセで適切な位置に重心がないなどの荷重が足にくりかえし加わることで、足底筋膜に炎症が起こります。
足裏を見たときの踵骨(かかとの骨)の前側が痛む傾向があります。
人によっては、土踏まずの部分にまで広がる痛みを生じることもあります。
・痛風
尿酸が身体の中にたまり、結晶となって激しい関節炎を起こす病気です。
足の親指の付け根部分が赤く熱をもって腫れ上がり痛みをともないます。
炎症が取れると1~2週間で治ることが多いのですが、お薬と食事生活の改善をする必要があるため、痛みが取れたからと治ったと勘違いしないようにしましょう。
・扁平足(へんぺいそく)
足を支えている3つのアーチ構造の中で内側の縦アーチが崩れた足のことを言います。
扁平足によって3つのアーチのバランスが崩れたままが長期間続くと、足に加わる負荷の衝撃を吸収する力が落ちるため、足や身体が疲れやすく、痛みも出やすくなってしまいます。
・魚の目
足の裏にできる魚の目は、歩くときに痛みをともなう場合があります。
足底筋膜炎との違いは、見た目でも魚の目があることで把握できるので、魚の目ができた場合は簡単に見分けがつきます。
・モートン病
モートン病は足の裏のしびれや痛みを主な症状とした病気で、足裏の神経が圧迫されて症状が出てきます。歩行時にするどい痛みを生じます。
ここまでにあげた症状や病気は、足裏に痛みやしびれを起こす代表的なものです。
見た目から特定できるものもあれば、病院での検査を受けなくては診断することができないものもたくさんあります。
特に思い当たらないのに、足の裏に痛みやしびれが出た時は、まずは何が原因となって痛みやしびれを引き起こしているのかを自己判断するのではなく、検査などを受けて知ることです。
お薬やその他の治療を受けてみてもなかなか改善されない場合、身
体のゆがみが関係している可能性が高まります。
上記の症状を医療機関で治療を続けてもなかなか良くならない方のゆがみを整えた後に改善されたケースは多々あります。
お気軽に
川越総合整体院へご相談下さい。
次回は、上記の症状、病気について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。