前回は、寝違えやすい人の性格やライフスタイルについてお伝えしてみました。
項目をチェックされてみて、いくつくらい当てはまっていましたか?
いつなってもおかしくない、危険度の高レベルだった方は、頑張り過ぎているのかもしれません。
頑張り過ぎの人程、「自分はそんなに頑張っていない」と思っている方が多いものです。
例えば、家族や同僚、友人から「よく頑張るよね」とか「頑張り過ぎだよ」と度々言われたことはありませんか?
今回お伝えする「寝違えの予防について」を参考にしていただき、あなたのライフスタイルなどを少し見つめ直すきっかけになればと思います。
寝違えの予防について
疲労やストレスで緊張した筋肉を伸ばして、カラダをリラックスさせましょう!
寝違えないために、なるべく次の3つのことを注意すると良いと思います。
何事もそうですが、日頃の心がけ次第で、しっかり予防できることもありますので、出来ることから始めてみましょう。
急に考え方を直そうとしたり、環境を変えようとすると、かえってストレスになって続かないではもったいないので、ゆっくり無理のないように実践することが大切です。
同じ動作や重力による負担を取り除く
起きて活動をしている時間は、寝ている時に比べて重力の影響を受けやすくなります。
カラダに重力がかかり、あらゆる姿勢や動作に対して、関節や筋肉へ負荷がかかっています。
大多数の人は、毎日の生活で、同じような動作が繰り返し行われるため、特定の筋肉しか使わなかったり、疲労する部分が同じだったりと、ケアをしないとアンバランスを招きます。
カラダのアンバランスが、首(頚椎)への負担となることもありますので、日頃動かさない部分を意識して、軽い体操などで動かし、血行を改善させたり、可能な人は、横になって関節への負荷を減らし、カラダを休める時間を確保しましょう。
そして、首肩周りも含めカラダは冷やさない、これは基本です。
忙しさから少し離れて、精神的なストレスの影響を受けにくくする
帰宅する時間が遅く、食事や就寝時間が深夜になる生活が続くと、カラダだけでなく精神的にもストレスがかかってしまいます。
気になることがあったり、スケジュールに追われている時は神経が高ぶって、カラダは緊張しやすい状態になっています。
その緊張が続くと、緊張とリラックスの切り替えがしにくくなって、寝ているときに歯ぎしりをしたり、歯をくいしばったりと、アゴや首に負荷のかかる状態をつくりかねません。
急には難しいことかもしれませんが、気になることや悩み、スケジュールのことを、頭の中から消す時間を、少しでもよいのでつくってみましょう。
心地のよい音楽や情景を思い浮かべたり、好きなことに没頭することでも良いと思います。
美味しいお酒と無理のない食事を
気遣いの多い、お付き合いで飲むお酒は、心身ともに緊張状態になりかねません。
また、胃に負担のかかるような食事や、カラダのことを考えず、ストレス発散で飲むお酒には注意が必要です。
残業続きで、遅い時間に帰宅した後に、食事を摂る日が続いたり、お付き合いの宴会で無理にお酒を飲まなくてはならない状況が続いたりすると、内臓の機能が低下して、その反応として首~肩周辺の筋肉の緊張を起こし、寝違えを招く場合があります。
睡眠中は、内臓を休ませたいものです。
深夜の食事や多量の飲酒には注意しましょう。
寝違えは、「首が痛くなる」というのが主な症状ですが、その要因はたくさん考えられます。
背中の張りが強くて、いつも使っている枕の寝心地が悪い、強い精神的ストレスのためにするやけ酒、やけ食いをしてしまった…という、いくつかの要因が重なって寝違えを起こすことが考えられます。
違和感を感じたり、寝違えてしまったら、今回の内容を参考に、心当たりがないか考えて、寝違えの予防に役立てましょう。
次回は、もし寝違えてしまったら?の対処法についてお伝えしたいと思います。
川越市で「寝違いを」最短期間で解消するなら→
川越総合整体院