過度の疲労感を引き起こす原因は、生活習慣が大きく影響していると考えられます。
今回は、疲れやすいカラダになりやすい主な習慣についてお伝えしたいと思います。
疲れやすさの原因となる習慣を知って、過労状態や慢性疲労になる前に改善への取り組みをする事で、疲れにくいカラダを作っていきましょう。
疲れやすさの原因
自律神経の乱れ
疲労を感じやすい原因の一つに、自律神経の乱れが考えられます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つの働きがあります。
それぞれの働きについて
交感神経の働き
交感神経には、呼吸を速める、血圧を上昇させる、筋肉を緊張させる、そして精神活動を活発にするといった働きがあります。
緊張や興奮を促し、人を活動的にする神経です。
副交感神経の働き
副交感神経には、呼吸を穏やかにする、血圧を下げる、筋肉を弛緩させる、そして精神的にリラックスさせるといった交感神経と相対する働きがあります。
睡眠を促し、休息の効果を高めて回復を促進させる作用もあります。
自律神経の乱れが原因の疲れ
現代人の生活は、睡眠不足になりやすいほど多忙で、精神的なストレスにさらされがちです。
つまり、交感神経が優位の時間が長くなる傾向にあります。
そして、交感神経が優位な状況ばかりが続くと、副交感神経が優位になるべき状況においてもスムーズな切り替えが難しくなって、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
その結果、休息時にも心身を十分にリラックスさせることが難しくなります。
こうした状況では、眼精疲労や頭痛、動悸、腰痛などさまざまな症状を引き起こす原因となり、全身の疲労を感じやすくなります。
疲れやすさの原因
糖質の過剰摂取
糖分を過剰に摂取すると、疲れを感じやすくなってしまいます。
健康のために果物を食べる習慣のある方もいらっしゃるとおもいますが、果物に多く含まれる果糖も糖分であることに変わりはありません。
摂ってはいけないものではなく、摂り過ぎれば、結局、糖分の過剰摂取につながるということですのでお間違えのないように。もしそのような習慣があるのであれば注意が必要です。
また、飲み物にも注意が必要です。
コーヒーなどの缶飲料、ペットボトル飲料は「甘さ控えめ」あるいは「微糖」と書かれていても、実際にはかなりの糖分量があります。
ご褒美や間食のスイーツにも同じことがいえますので、糖分を摂り過ぎない、健康的な食生活を心がけましょう。
生活習慣による疲れやすさを改善するには
自律神経のバランスを整えるためには、意識して副交感神経優位の状況をつくりを求められます。
例えば、1日あたり7時間位の睡眠とビタミン・ミネラルをたっぷり含んだバランスのよい食事、適度な運動などが効果的です。
また、お腹に力を入れて、息を吸い込むときにお腹を膨らませながら深呼吸する腹式呼吸にも副交感神経を優位にするのに効果があります。
もし、あなたが糖質の過剰摂取が気になっている場合は、食事にビタミンB群を多く含む食材をとり入れるとよいでしょう。
糖分代謝するのにビタミンB群を消費しますので、糖分の多い食生活では特に不足がちになってしまいます。
このビタミンBには疲労の回復を助ける作用があるので、不足分を補うことで、疲労感を軽減させる可能性があります。
ビタミンB群を豊富に含む食品には
ウナギ、豚肉、納豆、にんにく、玄米、緑黄色野菜、あさりなどがあげられます。
今回の内容をご参考いただき、ご自身の取り組みで生活習慣を改善していきましょう。
もし、ご自身での取り組みをしても、なかなか疲労が取れない場合は、カラダのゆがみをしっかり整えて、回復できるカラダを取り戻すことが先決かもしれません。
そんな時は、
お気軽に川越総合整体院へご相談下さい!