妊活環境の作り方・過ごし方
「頑張ろう」と決めて妊活を始めて、思うように進まないとつい負の感情やストレスを抱えがちになりやすいものです。
今回は、妊娠を目指すためにおすすめしたい妊活中の過ごし方についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
妊活中は、妊娠という目標に対して、なかなか赤ちゃんができないと、ついつい焦りや、あの人は授かったのにどうして私は、、と比べてしまったりしまいがちに。
また、不妊治療を受けている方ならば、治療がつらいなどなにかとストレスを抱えやすいものです。
実際には「不妊治療をやめたら妊娠した」という声も少なくありません。
妊娠するための妊活や不妊治療のはずなのに、それがかえってストレスを招いてにしまっていては本末転倒です。
では、妊活中に心がけたい環境づくりと、上手な過ごし方についてお伝えしていきましょう。
妊活中はストレスを溜めないことが大切
肉体もそうですが、精神的なストレスが妊娠に与える影響についてお伝えします。
ストレスが与える影響の中で、もっとも多いのはストレスが溜まると脳の視床下部が影響を受けて、生理不順や無排卵を引き起こすというものです。
というのも、視床下部はホルモン分泌やバランスをコントロールしているところなのですが、ストレスを受けると体を守ろうと防御態勢が中心となるために、その分ホルモン分泌の機能が低下してしまいます。
実際に、不妊治療中の女性を対象に調査した結果、ストレスの目安とされる「アルファミラーゼ」という物質の濃度が高いほど、妊娠率が低下したという報告があるのです。
このことからも、ストレスがホルモンバランスに影響を及ぼすことは事実なので、妊活中はできるだけストレスを溜めこまない生活を心がけることが大切です。
アロマやハーブなどを活用してリラックスしやすい空間をつくったり、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動を心がける、この他にもストレスを発散できる趣味を持つなど、生活や環境を見直して工夫してみましょう。
とはいえ、ストレスを完全になくしたり、予防することは不可能です。
なので、発散させて溜めないというセルフコントロールを身につけていきましょう。
妊活中の過ごし方
妊活中は、できるだけ早寝早起きを心がけて、生活リズムを保つよう意識しましょう。
理想的なのは、ゴールデンタイムと呼ばれる22~2時に眠ることです。
このゴールデンタイムはスキンケアの知識として有名ですが、お肌だけではなく免疫力や疲れた心身の回復、さらには生殖能力を養うためにも、とても重要な時間帯とされています。
また、睡眠時間だけでなく、食事の時間もできるだけ毎日同じ時間に合わせましょう。
このような習慣は、生活リズム=体内時計を整えるために非常に重要です。
体内時計が乱れると、体内の機能が正常に働かなくなり、子宮や卵巣などの生殖機能にも影響が及ぶこともあるのです。
メリハリをつける意味でも、規則正しい生活はとても大切です。
妊活中は、目標とする妊娠に対して焦ったり不安になりがちですが、逆効果になってしまいます。
焦ってしまう気持ちが妊娠を遠ざけることになることを忘れず、心に余裕を持つようにしましょう。
ときには妊活のことは忘れて、夫婦二人で楽しめることに打ち込んだり、あえて「なにもしない」「別々に過ごす」など、お互いにリフレッシュできる工夫をするのもいいかもしれません。
そして、妊活中に陥りやすいのが、妊婦さんや赤ちゃんを避けてしまうということ。
私は男性ですが、妊活を目の当たりにしていますので気持ちはわかります。
接した時や、その後に決してご自身を責めたり、追いつめることをせず、かわいい赤ちゃんが授かる楽しみだけを考え、イメージして色々な人達と過ごしたり、自分の時間をゆったりと過ごしましょう。
妊娠を目指す体づくりに必要なバランスを整えるなら→
川越総合整体院