このブログを読んで下さっている多くの人が、程度に差はあっても、一度は腰痛を経験したことがあるのではないでしょうか?
腰に負担をかけている度合いや頻度、期間によってはそれなりにガタが来るのも無理はありません。
腰痛の改善を目指して、体操や運動などをしてみようと思う人も多いでしょう。
腰痛の種類によっては、体操や運動、食事でも改善が可能なタイプもあります。
そこで、今回は腰痛に関係する食事についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
栄養不足タイプの腰痛
腰痛もいくつかの種類かあります。
なので、それぞれ原因も症状も異なります。
その中でも、骨密度の低下によって起こる骨粗しょう症が原因で発症する腰痛もあることをご存知でしたでしょうか?
骨粗しょう症は高齢の方に多い症状ですが、過激なダイエットやカルシウム不足から、若い女性にも起こり得ます。
体内のカルシウムの多くは骨と歯に存在していて、血中にも備蓄されています。
カルシウムが不足すると血中のカルシウムが消費されるようになり、骨粗しょう症につながります。
カルシウム不足→骨粗しょう症→腰痛
骨粗しょう症の原因はカルシウムの不足なら、骨粗しょう症から起こる腰痛はカルシウムを補えば予防や改善ができそうな感じがしますが、カルシウムだけでは、骨粗しょう症による腰痛の対策になるわけではありません。
骨粗しょう症による腰痛を予防、改善するためには、カルシウムの他にもビタミンDやマグネシウム、タンパク質が必要です。
ビタミンDとマグネシウムはカルシウムを働かせるために、タンパク質はカルシウムと一緒に骨となるために必要だからです。
カルシウム、ビタミンD、マグネシウム、タンパク質、主にこの4つの栄養素を上手に食事にとり入れるには、それぞれの栄養素がどんな食品に多く含まれているかを知っておいたほうがよいでしょう。
4つの栄養素を含む食品については、次回お伝えしたいと思います。
腰痛に悪影響を与える栄養素
せっかく腰痛に役立つとされる食品を摂るように意識しても、腰痛に良くない栄養素を知らずに摂取し過ぎてしまっていては努力が水の泡です。
では、注意したい栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか?
それは食品添加物に多く含まれるリンです。
カルシウムと一緒につねに血中に一定で存在するため、リンが増えればカルシウムが減ってしまいます。
腰痛の人に限らず、と言えますが、今回は腰痛をテーマとしていますので、健康を考えた時インスタント食品やスナック菓子、炭酸飲料は控えるべきでしょう。
また、リンの他にはカルシウムの吸収を妨げる、塩分の摂取過多にも気をつけなければなりません。
血行の悪さが、腰痛の原因ということもあります。
体を温める食品をバランスを考えて摂り、血流を妨げる冷えを予防して腰痛の改善を目指すのも可能です。
日常生活に支障をもたらす腰痛がちょっとした食事への工夫で改善できるなら、取り組む価値は十分にあると思います。
栄養バランスを意識した食事で、腰の不調をなくしていきましょう!
次回は、腰痛の予防・改善によい4大栄養素にはどのような食品があるのかについてお伝えしたいと思います。
カラダの歪みから起こる「痛み・こり・しびれ」専門の整体院 川越総合整体院