「ぎっくり腰の要因」についてを前回までお伝えしてきました。
今回は、それらを踏まえつつ、ぎっくり腰の予防する方法にお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
ぎっくり腰を予防する
①身体のバランスを意識する
いろいろできることはありますが、基本的には適度な腰への意識が大切です。
ぎっくり腰発症のリスクは、身体のバランスを失ったときに起こりやすくなります。
身体のバランスを失うと、どこか一部に負担がかかってくるものです。
特に、身体の中心付近に位置する腰には、立っている時でも、座っている時でも負荷がよりかかりやすくなります。
このような負荷をかけ続けていた腰を、ふとしたタイミングで痛めてしまい、結果として「ぎっくり腰」といわれるような状態になってしまうのです。
これを予防するためには、身体のバランスを損なわないように意識することが大切になります。
たとえば、足を組むクセがある人は左右のバランスを崩しやすくなるので、そのようなクセをなくすようにしたり、同じ手でバッグを持つクセがある人は、反対側でももつようにしたり、バッグをリュックに変えて左右均等に負荷がかかるようにするといった習慣が予防法として効果的です。
②下半身の冷えを改善する
ぎっくり腰になってしまったときは、はじめの頃は患部を冷やすことは痛みの緩和に役立ちますが、ぎっくり腰の予防に関しては、逆に下半身を温めることが重要です。
特に座っている時間が長い、立ちっぱなしの時間が多い仕事の人は、上半身にくらべて下半身が冷えやすくなります。
ですのでソックスを2枚履いたり、スカートよりもパンツしたりなどの対処をされると良いでしょう。
ただし、厚着や締めつけが強いものは血流を停滞させてしまう可能性がありますので、これに加えてウォーキングやストレッチなどの軽めの運動も併せて行うと良いでしょう。
下半身に適度な負荷をかける運動は、下半身の血流を促進します。
血行が促進されれば、冷えの解消→筋肉の緊張を和らげることへの相乗効果が期待できます。
③腰に違和感を感じたら、早めのプチ断食をする
ぎっくり腰のような激痛を伴う疾患を経験した事のある人であれば、発症する前になんらかの「前兆」のようなものを身体に感じている場合もあります。
もしそのような、いつもと違った違和感のようなものを感じたならば、そのタイミングで「プチ断食」をオススメします。
そうする事で、ぎっくり腰を未然に防ぐことができるかもしれません。
なぜなら、ぎっくり腰は内臓疲労との関係にも密接だからです。
内臓の働きが、疲労によって落ちている時に、いつも通りの飲食をすると、内臓機能に関連する腰の状態も悪い方向に進んでしまうことがあります。
ですので、腰に何らかの違和感を感じるような時は、あえて短期間の断食が思わぬ効果を発揮することもあるのです。
もちろん、プチ断食と言うくらいですから、何日も断食するような無理はしないでください。
例えば、夕食を抜くとか、断食ではなく消化の良い物を少量だけにとどめるなどです。
いずれも無理なく簡単に取り組める予防法ではないでしょうか?
ちょっとした身体への労りが、強い痛みを伴うの「ぎっくり腰」へのリスクを大幅に減らしてくれます。
コツコツと実践できるものですので、日々の生活の中に取り入れて「ぎっくり腰」を予防していただきたいと思います。
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