腱鞘炎といえば一般的には「手の関節が痛くなる状態?」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
腱鞘炎は、手に限らず筋肉と骨をつなぐ腱とそれを包む腱鞘がこすれ合うことで生じる炎症のことを言います。
そこで今回は、腱鞘炎の症状、原因、治療法、予防法などについて、お伝えしていきたいと思います。
ご参考下さい!
腱鞘炎とは
筋肉と骨は、腱というヒモのような組織でつながっています。
例えば、手を動かす時は、筋肉と腱が連動して動くことで、指や手首などを曲げたり伸ばしたりすることができます。
また、腱には、腱の動きをなめらかにしたり、腱が浮き上がらないように押さる、支えるために、腱鞘という鞘(さや)に包まれています。
腱鞘炎は、この腱と腱鞘が擦れ合うことで炎症を起こした状態です。
腱鞘炎の症状
腱鞘炎になると、炎症が起きている部分が腫れて、痛み、熱感、曲げ伸ばしがしにくい、しびれなどの症状が起こります。
腱鞘炎の原因
腱鞘炎は、パソコンやスマートフォンの使いすぎ、育児(抱っこ)、スポーツ、楽器の演奏、手芸など、手や指を酷使する人に多く見られます。
これは、手や指を使いすぎによって、腱鞘が肥厚したり腱の表面が傷んだりして、炎症を起こしやすくなるためです。
腱鞘炎の治療法
腱鞘炎は、手や指の使いすぎが主な原因のため、できるだけ手指を使わないようにして、負担を軽減することが大切です。
負担の軽減のために、テーピング・サポーターなどをつけて、動きをある程度制限することもあります。
整体では、手へと流れていく神経の伝達、血流を活性化するために筋肉、骨格のバランス調整をし、負担の低減と回復促進のケアをいたします。
腱鞘炎を予防するには
腱鞘炎を予防するためには、次のことを日頃から心がけましょう。
手や指の使いすぎを避ける腱鞘炎は多くの場合、手指の使いすぎが原因で起こります。
そこで、片手だけでなく両手を使うようにしたり、指だけでなく手を全体的に使ったりするなどを意識して酷使し過ぎない工夫をしましょう。
長時間続けて手や指を使わない
パソコン作業やスマホ操作、手芸など指や手を使う作業をするときは、長時間続けて行わず、こまめに休憩をとって指や手を休ませながらしましょう。
手首や指のストレッチ
手や手首、指を使うことは毎日の中で多少にかかわらずあることでしょう。
手や指への負荷の強弱によっては短時間でも疲労して筋肉は緊張します。
ですので、早目に筋肉の緊張をほぐし、負担を軽減させるために、手首周辺の筋肉を伸ばしたり、指を反らしたりするなど、ストレッチをする習慣を身につけましょう。
最後に、腱鞘炎に限らずですが、悪化すると治りにくくなります、様子を見て、少し楽になったけどまた痛み出したをくり返して慢性化したり、肘や肩にまでその影響が出て受診される方が沢山いらっしゃいます。
気になる症状を自覚したならば、様子を見過ぎて悪化させないよう、早めに川越総合整体院へご相談下さい。
原因から整えることで、早期回復を期待でき、再発を大きく防ぐことができるからです。
川越・ふじみ野で原因から整える根本整体を受けるなら 川越総合整体院