ひざに違和感がある、ひざの曲げ伸ばしがツライなど、関節痛の中でも、ひざの痛みに悩んでいる人は多いです。
ではなぜ、ひざの関節痛は他の関節痛に比べて起こりやすいのでしょうか。
今回は、ひざの関節痛の原因と対処法、治療法についてをお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
一般的に若年層のひざの痛みはスポーツや運動によるオーバーユースや怪我で起こることが多く、中高年層になると、ゆがみや変形によるひざの関節痛に悩む人が多いです。
オーバーユースや怪我の場合であれば、安静や休息によって比較的スムーズに回復していきますが、ゆがみや変形によるひざの痛みは、老化や肥満、カラダの使い方のクセなどの生活習慣の蓄積によって引き起こされる事が多いため、安静や休息だけではなく、しっかりとご自分のひざに負担をかけてしまう習慣と向き合って治療を進めていく事が大切です。
ひざ関節の働きと関節痛の主な原因について
ひざ関節は、股関節や足関節とともに、足腰を動かす機能と体重を支える機能を持っています。
その中でもひざ関節は、歩く、しゃがむ、立つ、正座する、階段の上り下りなど、広範囲な屈伸運動を行うためにとても大切な関節の一つです。
ひざの関節が痛む場合、中高年層の方であれば、まず疑われるのが「変形性膝関節症」でしょう。
次に、免疫の異常によって起こる膠原病のひとつ「関節リウマチ」が考えられます。
この他、怪我や使いすぎなどによる、ひざ周辺の骨折、靭帯や半月板を傷めるなどの外傷も考えられます。
子どもさんの場合なら、成長痛としてひざの関節痛が見られることもあります。
また、検査でこれと言った異常が見当たらないために、医療機関ではあまり重要視されていない原因としては、関節を支える筋肉疲労や偏った使い方による足関節、ひざ関節、股関節のゆがみによってひこ起こされるひざ関節、またはひざ周辺の痛みがあります。
ひざの関節痛の症状と対処法について
ひざが痛む場合は、どんな原因が予想されても、まずは早めに整形外科を受診して明らかな原因の有無を確認しておく事が大切で、自己判断はしないようにしましょう。
状態を見極めることで適切な治療を始められることが大切です。
ひざ関節痛の対処法
ひざ関節痛の原因がはっきりして、治療を受けていく中で並行して行うと良いとされる筋力トレーニングの方法は、以下の通りです。
ひざを支える筋肉の活性化やバランス改善のために、太ももの前側の筋肉を強化します。
仰向けに寝て、一方の脚を伸ばします。伸ばした脚のひざを動かさないように気をつけて、足首を10cmほど上げます。
上げた状態を5~10秒間静止してから下します。
これを数回ずつ1日3回ぐらいから無理のない程度で始めましょう。
ひざの状態によって、ウォーキングをする事はある程度の筋力トレーニングになります。
平坦な場所を選んで、無理なく歩くようにしましょう。
ひざが痛くて歩くのがつらい場合は、両手をテーブルに置いて負荷を少なくしてお部屋で足踏みをしましょう。
この場合は、ひざ関節に負荷をかけず、筋肉を刺激することがポイントです。
早く良くしようと焦って、無理に階段の上り下りなどから始めると、かえってひざの痛みを悪化させてしまうこともありますので、試してみて無理のない方法を選び、取り組みましょう。
上記のトレーニングや医療機関での治療を続けてみても、なかなか良い変化を実感されない場合、整体でのアプローチで回復促進をサポートいたします。
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