あなたはこれまでに、歩き方がおかしいと言われたり、あぐらがかけない、イスに座って脚を組もうとした時、組みにくいと感じたりしたことはありませんか?
もし1つでも当てはまるのでしたら、股関節に異変が起こっているかもしれません。
そこで、今回は
股関節の痛みについて、お伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
股関節の痛みの原因
股関節は、大腿骨(太ももの骨)の上の端にある丸い部分(骨頭)が、骨盤のくぼみにはまり込むようになってできた関節です。
太ももの骨の上端やそれを受ける骨盤のくぼみは丸くなっていて、足を自由にいろいろな方向へ動かすことができます。
股関節はひざ関節と並んで、人体の中では大きい関節の1つです。
上半身と下半身をつなぐ役割もあり、上半身の重さを一手に支えるため、強い靭帯(すじ)によって補強されています。
だからこそ立つ、座る、走る、跳ぶ、蹴るといった動きを行うことができるわけです。
しかし、この股関節が痛むとこれらの動きに制限が出てしまいわ日常生活に支障をきたすこともあります。
では、
股関節の痛みの原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
①カラダのゆがみ
カラダのゆがみから起こる股関節への負担は、主に骨盤のゆがみ、ひざ関節のゆがみ、足関節のゆがみなどが考えられます。
整体療法が専門とするカラダゆがみが原因で起こる痛みです。
この状態を放置し続けると、やがで②の変形につながることがあります。
②変形
①のカラダのゆがみが大きく関係しています。
不安定な関節の状態で日常生活を続けていると、やがて関節を保護している関節軟骨がすり減ることがあります。
さらに、時間が経過してくると、股関節を動かすたびに、骨と骨がぶつかって痛みが起こるようになって、骨が変形していきます。
その他では、生まれつき股関節が脱臼していたり、股関節の発育が悪いことが原因で発症することもあります。
③その他
・大腿骨骨頭壊死症
骨頭(太ももの骨の上端)に血液を送る大腿動脈が血行障害を起こし、骨が壊死することで発症します。
・関節リウマチ
免疫の異常により、自分自身の体を攻撃するという病気のひとつです。
リウマチが股関節まで及ぶと、軟骨がすり減ったり骨の変形が進行したりします。
進行すると、手足や股関節を始め全身の関節が痛み、骨が破壊して変形します。
・大腿骨頚部転子部骨折
股のつけ根の骨折のことを大腿骨頸部骨折といいます。
骨折が原因で
股関節の痛みが引き起こされます。
高齢者や閉経後の女性など、骨粗しょう症の人に多いです。
閉経後の女性は、女性ホルモンの低下のために骨密度が下がりやすいためです。
股関節の痛みを改善策
股関節の痛みに対して、整体がよりお役に立てるのは①のカラダのゆがみ、②の変形における初期の症状です。
①の場合、カラダのバランスが正常化されるにつれて、関節の機能を取り戻すことで、
股関節の痛みが出なくなるでしょう。
痛み止めに依存した状態では、なんの解決にもなりません。
②の初期〜中期の場合、変形が進行を抑えたり、その他のバランスを整えて、股関節への負担を低減させて悪化を防いだり、手術せずに様子を見たい方には良いでしょう。
③の場合は医療機関で適切な処置を受けられることをオススメいたします。
ただし関節リウマチに関しては、症状の緩和に整体がお役に立てるケースがございますので、ご相談下さい。
股関節の痛みを予防するには
適度な運動と、柔軟性を回復させるためのストレッチや体重管理をして増やさないようにする、偏ったカラダの使い方やクセに気をつけるなどをして、予防しましょう。
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