寝起きに起こる頭痛について
朝目が覚めてすぐの寝起きに起こる頭痛がするという方がいます。
このタイプの頭痛は、十分な睡眠をとれていても、逆に睡眠不足のときや、寝すぎたときなどの睡眠時間には関係がないようです。
そこで、寝起きに起こる頭痛について、今回はお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
寝起きに起こる頭痛の特徴
寝起きに起きる頭痛は、一次性頭痛と呼ばれる種類に分類され、
その中でも「片頭痛」というタイプの頭痛であることが考えられます。
片頭痛とは?
片頭痛とは、女性に多く見られる頭痛のひとつです。
思春期から40代くらいの女性に多く発症します。
脈を打つようなズッキンズッキンという強い痛みがあるのが特徴で、光や音に敏感になるため、それらをさえぎるために寝込んでしまう、日常生活の支障となる頭痛です。
片頭痛の原因
片頭痛の原因には色々や要因が考えられます。
いずれも頭の血管が拡張し、周囲の神経などを圧迫するために引き起こされます。
具体的には、以下のような原因が考えられます。
女性ホルモンのバランス
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が大きく変化する生理前後や生理中に、頭痛で悩む女性は少なくありません。
体内の女性ホルモンのバランスが崩れると、頭痛をはじめ、ムクミや倦怠感などさまざまな変調が現れます。
このような傾向がある方でも、ホルモンバランスが安定する妊娠中や閉経後は、逆に片頭痛が軽くなったり症状自体がでなくなったりすることもあります。
飲食物によるもの
この他、チョコレートやチーズを食べたときや、アルコールを摂取したときなどに頭痛を感じる人もいます。
また、添加物によっても頭痛を誘発するものがあるといわれています。
このような場合は、思い当たる食品があるのであれば、食べ過ぎないように注意しながら摂取するのであれば問題ないケースもあります。
ホルモンバランスや食品以外の原因として、気圧の変化(低気圧)や運動、睡眠などによって起こる場合があります。
また、身体的・精神的ストレスからの影響があるともいわれています。
寝起きに起こる頭痛を回復させるポイント
寝起きに起こる頭痛の回復には、その人に合った睡眠をとることが大切です。
人それぞれ、睡眠の長さや質は変わってきます。
ですので、自分にとって心地よい睡眠を見つけ、実践していきましょう。
質のよい睡眠をとるには?
質のよい睡眠をとるためには以下のようなことを心がけましょう。
日中に眠気で困らなければ、睡眠が十分に足りていると判断してもよいでしょう。
無理をしてでも、眠ろうとならないようにしましょう。
目を閉じて安静にしているだけで身体は休息できます。
就寝数時間前からは、カフェインやタバコなどの刺激物の摂取は控えるようにします。
刺激に関しては、パソコンやスマートフォンの使用も刺激になりますので控えるようにします。
一番リラックスできる方法で、就寝までの時間をのんびりと過ごしましょう。
本を読んだり、音楽を聴いたり、軽いストレッチをしたりするのもおすすめです。
また、夜は照明を明るくしすぎないように調整します。
間接照明などを使って、光を調整することで、体内時計を上手に機能させることができ、自然に眠気がでてきます。
朝は、毎日同じ時間に起きるなどの、睡眠のサイクルをつけましょう。
なかなか起きれないときは、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びるとすっきりと目覚めることができます。
そして、朝食を摂らない人が多いようですが、しっかり朝食を摂ることは、心と身体を目覚めさせるうえでとても重要です。
朝食を摂って、脳にエネルギーを補給することで、活動レベルもスムーズに高めることができ、気分よく1日をスタートすることができるでしょう。
お昼寝ができる人は、昼食後から午後3時くらいの間で2、30分程度にして、夜の睡眠に影響しない取り方が大切です。
このように、生活のリズムを作っていくことが、寝起きの頭痛からの回復や予防に役立ちます。
コツコツ続けて、習慣化して下さいね。
これらの取り組みによっても、なかなか改善されない時は、川越総合整体院へご相談下さい。
川越・ふじみ野で片頭痛を原因から整える根本整体を受けるなら 川越総合整体院