身体に負荷をかけ続けることになる、悪い姿勢のまま長時間同じ作業をすると首や肩周りの筋肉か緊張し、頭痛が起こることがありますが、このようなことが原因となって引き起こされる頭痛を「緊張型頭痛」と呼んでいます。
今回は、首の痛みを伴うことが多い「緊張型頭痛」についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
首の痛みを伴う頭痛の特徴
緊張型頭痛の特徴は、しめつけられるような痛みが持続的に起こるということです。
片頭痛の場合は、発作的に突然強い痛みが襲ってきますが、緊張型頭痛では、痛みがいつのまにか始まり数日間に続く場合がほとんどです。
痛みの程度は「なにかで頭をギューっと締め付けられるような」という表現をされる方が多く、比較的強い痛みを伴います。
この頭痛を発症しやすい人の特徴として、肩に位置する僧帽筋(そうぼうきん)と呼ばれる、肩腕の重さを支えてい筋肉が緊張しています。
体型的には肩幅が狭く、なで肩の人は比較的この筋肉への負担が大きくなるため、肩の緊張が続きやすく、また肩こりになりやすい傾向があります。
このようなことからも、緊張型頭痛は、なで肩の女性に多いとされています。
また緊張型頭痛には、大きく分けて以下に示す2つのタイプがあります。
肩こり緊張型頭痛タイプ
このタイプは、姿勢の悪さから肩こりを起こしそれが頭痛につながるケースです。
姿勢として、朝から晩までうつむき姿勢でパソコンに向かい、デスクワークをしている人にこのタイプの頭痛を引き起こしているケースが多いです。
この場合、緊張が肩から首の後ろの筋肉に伝わり、さらに、後頭部の筋肉へと伝わって頭痛が引き起こされます。
このタイプでは、長年の姿勢の悪さから、7つある首の骨が本来機能しやすいバランスが崩れて、ゆがみが生じています。
また、バランスの取れている状態では、負担を軽くするために首の骨は中央が前方に突き出たようなカーブがあるのですが、頻繁に肩こり緊張型頭痛を起こす人はこのカーブ少なく、水平になっていることがあり、余計に首に負担がかかりやすくなってしまいます。
精神的ストレスによる緊張型頭痛タイプ
このタイプの頭痛は、精神的なストレスや過労などの原因から、自律神経が乱れる状態が続くことによって、頭部の筋肉がこわばり、頭痛を発症するケースです。
過労やストレスが原因で頭痛が発症するので、このタイプは方は、1日の中では夕方に、1週間の中で考えた場合には週末に発症しやすい傾向があります。
次回は、この2つの原因から引き起こされる緊張型頭痛の対処・ケアについてお伝えしたいと思います。
【川越市・ふじみ野市】緊張型頭痛を原因から整える根本整体 川越総合整体院