身体に負荷をかけ続けることになる、悪い姿勢のまま長時間同じ作業をすると首や肩周りの筋肉か緊張し、頭痛が起こることがありますが、このようなことが原因となって引き起こされる頭痛を「緊張型頭痛」と呼んでいます。
前回は、首の痛みを伴うことが多い「緊張型頭痛」の特徴や原因によって2つのタイプに別れることをお伝えしまし。
今回は、この2つの原因から引き起こされる緊張型頭痛の対処・ケアについてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
首の痛みを伴う頭痛への対処法
2つのタイプの緊張性頭痛の対処法をお伝えします。
肩こり緊張型頭痛
頭皮の感覚に関係する神経が脊髄から出て首の付け根を経由し、後頭部から頭頂部に分布していますが、肩がこり、首の後ろの方まで緊張が伝わると首の付け根でこの神経を圧迫するため頭痛が発症します。
これがこのタイプの頭痛の発生メカニズムですが、このときに圧迫されるツボがあり、それがが天柱(てんちゅう)というツボになります。
天柱は、首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみに位置します。
天柱は、頭部全体の頭痛を和らげる効果があるとされ、その他にも様々な効果を発揮します。
天柱ツボの押し方ですが、3秒押してからはなし、
また3秒押すことを繰り返すようにします。
天柱を押してみると、痛みを感じると思います。
このツボを押すことで、頭への血流が良くなるので、
頭や目がさえてくるような感じがするでしょう。
また、蒸したタオルを、天柱の回りに当てて、首を温めることも大変、効果を期待できる方法です。
精神的緊張(ストレス)型頭痛
日々のストレスに加え、頭痛によっても精神的に追い詰められ、それがストレスとなってさらに、頭痛が悪化するという負のスパイラルにおちいりやすいのがこのタイプの特徴です。
このことからも、このタイプの頭痛では、初期の段階では、気分転換やご自分なりのストレス発散方法を積極的にすると良いでしょう。
これらの取り組みでも、なかなかよい変化を実感されない場合は、心身の疲労もピークに達している可能性がありますので、身体全体のバランスや機能を高めて回復を促すために、整体を受けられることをオススメいたします。
首の痛みを伴う頭痛の日常のケアについて
次に、この2つのタイプの緊張性頭痛について、毎日の生活の中で意識する点などをお伝えします。
肩こり緊張型頭痛の場合
このタイプの頭痛では、なんといってもこれまで無意識に続けてきた悪い姿勢を認識して、正しい姿勢を身につけていくことを第一に心がけることがケアにつながります。
ご自分で出来る、簡単な正しい姿勢の基準をみつける方法としては、頭に文庫本などの本を載せても落ちない状態が保てるポジションです。
厳密には当院でご指導させていただいている方法が理想ですが、まずはご自身で取り組んでみてください。
できるだけそのような姿勢を心がけることで、今よりは確実に変化を実感することができると思います。
また、肩こりを起こしにくい身体を手に入れるために、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどを生活の中にとり入れるのも効果的でしょう。
精神的緊張(ストレス)型頭痛の場合
このタイプの頭痛には、日常的にストレスをため込まないような工夫が必要です。
平日も規則正しい時間に寝起きしたり、お休みの日だからとダラダラし過ぎないよう、生活にメリハリをつけ疲労が蓄積しないようにしましょう。
また、定期的にリフレッシュし、ゆっくり休める時間を作ることも大切です。
規則正しい生活習慣を心がける
いずれのタイプの緊張型頭痛にしても、正しい姿勢を身につけることはもちろん、精神面での健全性を保つためにできるだけストレスから離れる生活習慣が大切です。
そのためにも、規則正しい生活を心がけることが緊張型頭痛の予防、回復には大切です。
習慣は、コツコツ続けることで身につきますので、諦めずに実践をして行きましょう!
【川越市・ふじみ野市】緊張型頭痛を原因から整える根本整体 川越総合整体院