腰のヘルニア「腰椎椎間板ヘルニア」は知っている、聞いたことがあるという人は多いのですが、首でも同じような事になることがあります。
それは、首のヘルニアである「頸椎椎間板ヘルニア」です。
首のヘルニアは脊髄と神経根を傷めるので、全身にさまざまな症状が現れるのが特徴です。
今回は、首のヘルニアが発症する仕組みと多岐にわたる症状についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
首のヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)とは
私たちの身体は、脳からの指令を伝える電線のような役割をしている神経の束を脊髄(せきずい)と言います。
私たちはこの脊髄を通して、手や足を動かしたり(運動神経)、痛い・痺れる・熱いなど(知覚神経)を感じています。
先ほどもお伝えしましたように、脊髄は脳とつながっていて、背骨の中(脊柱管)に守られるように存在しています。
背骨も、部分によって呼び名を分けていて、首の部分にあるものを頚椎(けいつい)、腰の部分にあるものを腰椎と言います。
哺乳類は、この頸椎の部分に骨が7つあり、上から順番に第1頚椎、第2頚椎…と名付けられています。
それぞれの頚椎(首の骨)の間には椎間板という弾力のある軟骨があり、この椎間板は、衝撃を吸収するクッションのような役割を担っています。
ところが、この椎間板がこれからお伝えするような原因によって、後ろに飛び出すと、脊髄や神経根が圧迫されて頸椎椎間板ヘルニアの症状があらわれます。
首のヘルニアの原因
はっきりとした原因は分からないケースもありますが、加齢による椎間板の変形や、猫背をはじめとする姿勢の悪さ、この他スポーツが原因で発症することもありますので、若い世代の人も注意が必要です。
当院では、30~50代の方が医療機関で診断を受けて来院されるケースが多いです。
次回は、首のヘルニアによって、現れる症状についてお伝えしたいと思います。
【川越市・ふじみ野市】首のヘルニアの原因から整える根本整体 川越総合整体院