腰痛になる原因は色々とありますが、そのひとつに、「前かがみの姿勢」があります。
前かがみの姿勢は、なぜ腰痛の原因になるのでしょうか。
また、人はなぜ前かがみになりやすいのでしょうか。
前回は、その理由についてお伝えしました。
今回は、前かがみになると起こる腰痛の原因と対策についてをお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
前かがみになると腰が痛む原因とは?
前かがみになると腰が痛む原因は、背骨のS字カーブがゆがむことにあると言えます。
本来ならカラダを横からみたとき、背骨のS字カーブが正常に保たれていないと、腰椎やの周辺の椎間板、筋肉、靭帯に通常以上の大きな負担がかかります。
そのため、腰痛というサインが起きやすくなります。
さらに、前かがみの姿勢を続けると、背中の胸椎もゆがみ「猫背」にもなりやすくなります。
猫背になると、姿勢を楽に維持する重心線がずれてしまうため、腰や背中だけでなく首にかかる負担も増えてきます。
首から肩にかけての血行が悪くなることが慢性化すると首、肩、背中の筋肉も緊張を強いられ、腰痛、背部痛、首肩の痛みにまでつながることも、、。
どうして前かがみになるのか?
原因①:背骨を支える筋力の低下(弱化)
背骨を支える腹筋や背筋が低下(弱化)は背骨のS字カーブのバランスを崩します。
加齢や運動不足をはじめ、背骨のS字カーブのバランスに影響する姿勢によって、筋肉が緊張したり、引っ張られた状態は、例え筋肉量にさほど問題がなくても機能低下を引き起こします。
その結果、本来の機能的なS字カーブ、重心線を保つ力が弱まることから、自然と前かがみになっていきます。
特に、背筋は腹筋に比べて日常生活で使う機会が少ないため、弱くなりやすい筋肉です。
そのため、腹筋より背筋が弱くなると、腰が特に曲がりやすいといわれています。
じゃあ、筋トレして筋肉をつければいいのか?
私は半分賛成です!
残りの半分は、筋肉がしっかり働ける正しい姿勢を、いつもでなくても極力意識することで、今ある筋肉でも腰痛に至ることのリスクを大幅に減らせる状態へ回復させることはできるでしょう。
原因②:長時間、背中を丸くする姿勢
デスクワークや農業、工場などの手作業では、背中を丸める姿勢や中腰での作業が多い職業となりますので、前かがみになりやすい傾向があります。
仕事となりますと、簡単変えることはできません。
ですので、ご自分で対策やケアをしていくことで、前かがみによる腰痛を和らげたり、予防していくことが大切です。
そこで次回は、前かがみになると起こる腰痛の対策についてをお伝えしたいと思います。
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