腰痛になる原因は色々とありますが、そのひとつに、「前かがみの姿勢」があります。
前かがみの姿勢は、なぜ腰痛を引き起こすのでしょうか。
また、人はなぜ前かがみになりやすいのでしょうか。
今回までに、その理由や原因、対策についてお伝えしてきました。
そして今回は、前かがみで起こる腰痛の悪化を防ぐための方法や注意点についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
腰痛がつらくなってしまったら、まずは痛みの少ない姿勢を取って安静にすることをオススメします。
意外と多いのは、慌てて何とか楽にならないものかと、あれこれと動かしてしまうことです。
むやみに動かすのは賢明ではありません。
まずは腰をくの字にして横向きで寝てみたり、お腹の下に座布団や枕等のクッションを入れたりして、うつぶせで寝てみましょう。
ぎっくり腰など急に起こった腰痛には、一時冷やすことで痛みを緩和することができます。
逆に、慢性的な腰痛の場合でしたら温めると良いでしょう。
腰痛を悪化させないために、中腰や前かがみでの動作はなるべく避けるようにします。
普段の生活でも以下のようなことに気をつけることが悪化を防ぐポイントとなります。
①朝、起きるときはまず横向きになり、腕で上体を支えるようにしてゆっくり起き上がる。
②洗顔はひざを軽く曲げた状態で行う。 また、ズボンやスカート、靴下を履くときは椅子に座って履く。
③長時間、立ち続ける仕事(作業)をする時は片足を台に載せるなどして、前かがみになるのを防ぐ。
④長時間のデスクワークや運転は背筋を伸ばすことを意識し、30分〜1時間置きに休憩することを心がける。
⑤荷物を持つときは、腰を伸ばした状態で荷物を体に引き寄せ、下半身の力を使って持ち上げる。
⑥3cm以上ヒールのある靴は履かない。
そして、前かがみによる腰痛を防ぐためには、適度な運動やストレッチで腰を支える筋肉がバランスよく機能するようケアしたり、筋肉や関節の柔軟性を高めることが重要です。
今回までお伝えしてきましたことを参考に、毎日少しずつ根気よく続けましょう。
そんな中、もし腰に強い痛みが出てしまった時は、無理をせずできるだけ腰を動かさずに安静を保つことが基本となります。
痛みがひどく、ご自身での取り組みでなかなか改善されないようであれば、お気軽に川越総合整体院へご相談下さい!