腰痛になると、日常にまとわりつくように影響を及ぼします。
前回は、腰が痛くなる原因には、普段何気なくしている動作やクセ、職業や体型などが関係していることをお伝えしました。
今回は、同じ腰痛でも、すべての人に当てはまるわけではありませんが、一般的に腰痛になりやすい行動や環境などの主な要因とその対策について、お伝えしたいと思います。
どうぞ、ご参考下さい!
腰痛の要因は、主に「動作要因」・「環境要因」・「個人的要因」の3種類に分けられます。
ひとつの原因によって引き起こされることもありますが、ほとんどの場合はいくつかが重なって起こっています。
この3つの要因について、それぞれの具体的な内容と、その対策についてお伝えします。
あなたのカラダの使い方や動作によって腰痛が引き起こされることがあります。
例えば重い物を持ったり、カラダを曲げたり、ひねったりする動作が多いと、腰痛を起こしやすくなります。
座りっぱなしのデスクワークや工場作業、立ちっぱなしで作業をする職業など、長時間同じ姿勢の仕事をされる方も腰に負担をかけます。
【対策】
対策としては、仕事中に適度に休憩を入れるようにしましょう。
少なくても1時間に1回は休み時間をとるようにしましょう。
また、体を適度に動かしてリフレッシュすると、予防に効果も高まります。
重いものを持ち上げる時は、必ずヒザを曲げて持ち上げましょう。
両ヒザを伸ばしたまま腰を曲げて持ち上げる動作は、ダイレクトに腰に負担をかけるので、避けてください。
また、かなり重いものを運ぶ時には、できるだけ複数の人で持つよう心がけことも大切です。
要因があなたの環境によって腰痛を引き起こされることがあります。
例えば、クーラーのあたりすぎなどによって筋肉や内臓が冷えて引き起こされる場合や、滑りやすい床や段差で転倒したり、不意に足元が不安定になり力が入ることで痛める場合もあります。
また、長時間の車の運転による車内の振動やカラダに合わない寝具による影響など、あなたを取り巻く環境によっても腰痛を起こす可能性があります。
【対策】
対策としては、まずカラダに合わない寝具など、腰痛の要因となるようなものの使用はしない、または速やかに使うのをやめるようにしましょう。
また、カラダを冷やさないよう室内温度を適度に保つ調整も大切です。
もちろん職場などは、簡単に自分ひとりが快適な温度に合わせられない場合が多いので、ヒザ掛けやブランケットなどを活用して、カラダを冷やさない工夫をしましょう。
他には、ケガを予防するために物を乱雑に置かない、暗い場所での作業は控えるなどの配慮も必要です。
年齢や、太りすぎの体型、悪い姿勢、筋力の低下、骨密度、ストレスなども、腰痛の大きな原因となります。
【対策】
対策としては、日頃からストレッチなどの習慣を身につけカラダに柔軟性をつけたうえで適度な運動をとり入れることが一番です。
適度な運動は肥満の予防や改善だけでなく、筋肉の機能を高めたり、血行をよくしたり、骨の強化にも有効です。
お金をかけたり、長時間する必要もありません。
その中で、特におすすめなのがウォーキングです。
ウォーキングは、1回が5〜10分くらいでもよいので、それを1日の中で複数回する方法であれば、トータルした時にできるだけたくさん歩いていればOKです。
何よりそれを習慣にして身につけましょう。
また、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用するのもひとつの方法です。
女性の場合は、長時間ハイヒール履くことが腰痛を引き起こす要因になっていることもあります。
すでに腰痛がある場合は、控えたほうがよいでしょう。
また、肉体の負担以外にもストレスが要因となって腰を痛めるケースもありますので、日頃からストレスを溜めこまないよう、やけ酒、やけ食いなどの発散法ではなく、カラダに負担かけないストレス解消法をこの機会にみつけてみてはいかがでしょうか?
以上が腰痛を引き起こす、主な3つの要因となります。
ご自分の日常を振り返って、早期回復や予防のためにも取り組んでみて下さい。
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